ふっくりんことは
その名の通り、ふっくらとしたおいしさが自慢。「ふっくりんこ」は一般公募で寄せられた4,655通の中から、道南在住の女性18名からなる選考委員会によって選ばれました。「ひと粒ひと粒がふっくらとした、おいしそうなイメージ」が由来です。平成15年採用、道南で生まれ育ち、地元で愛されてきた品種です。平成19年産から、作付・販売区域を拡大して全道へ進出。さらに20年産からは、本格的に全国デビューし当店では23年産から扱っています。
JAピンネ 新十津川町クリーン米生産組合のふっくりんこ
JAピンネでは「選ばれる米づくり」を目指して、土壌分析、食味改善試験圃の設置のほか、高品位米確保対策の一環としてタンパク、整粒歩合による品位別仕分け集荷・精算、出荷を図っています。
道内4地区(函館育ちふっくりんこ蔵部、JAきたそらちぬくもり米生産組合、JAピンネふっくりんこ生産組合、JAたきかわふっくりんこ生産部会)の生産者組織が集い、品質と安定供給を維持するための「ふっくりんこ産地サミット」を開催しています。サミットで締結された品質基準をクリアしたお米には、品質へのこだわりの証として公認マークが付けられます。「2年続けて平均精米タンパク率が基準値に達しなければ、翌年は栽培できない」など栽培、生産、出荷までの独自の厳しいルールを、生産者同士で取り決めました。道南以外にも産地は広がりましたが、「ふっくりんこ産地サミット」を開催して品質基準を定めた協定を締結し、「ふっくりんこ」という品種本来のクオリティーを守り続けています。