令和4年産
●富山県富山市八尾町の長岡功さんの有機JAS認証を受けたコシヒカリの玄米です。
■美味しくて安全な 富山産コシヒカリ 100% のお米です。
このお米は 化学肥料、農薬、除草剤等、化学成分を一切使用しないで、10年以上、有機農法の土壌で育った、国が認定した有機JAS認定機関からの証明を受けている有機米です。
有機JAS認定を受けているお米は全流通量の1%位しかありません。
今年は、海洋深層水、魚粉、米ぬか、菌などを肥料、土壌改良剤として使用しています。バクテリアは有害物質を分解し、光合成により、土壌を酸素で満たします。
八尾町は、毎年9月の1~3日に、旧町で踊られる、おわら風の盆で有名です。おわら風の盆は、台風などで稲が倒れない様に、そして豊作を祈る踊りとされています。 また「盂蘭盆」という意味もある様です。
八尾町の名前の由来は、北アルプス立山連峰の裾野に流れる、八つの川が尾の様になって集まり、井田川という川に合流します。その合流する場所が、八尾の旧町の入り口で、このお米は、井田川の水を引水して出来ました。
北アルプス立山の水は、ミネラルが豊富で、それが世界でも珍しい多種の魚介類の生息地となっていて、ホタルイカを始めとして、藍瓶と呼ばれる、濃い藍色をしている河川が流れ込む場所では、白エビなどが捕れる、漁場が豊かである理由です。
米作り
昨年秋、稲刈り後に軽く田んぼを起こし、それから緑肥として豆科の植物のヘアリーベッチを植えました。これは昔レンゲを植えた様な事と同じですが、ヘアリーベッチには雑草を抑える役割もあります。春に、ヘアリーベッチを軽く田んぼに鋤き込み、それから水を入れて田植えをしました。稲刈りの一ヶ月前に貝化石の粉末を入れました。
肥料は大体以上です。細かい追肥は部分的にしますが、それらは魚のエキスだったり、粉だったりします。今年の作柄は天候に恵まれた事、そしてヘアリーベッチによる抑草効力があり、 草は除草機を入れずに大まかに抑える事が出来ました。
来年に向けた作業はもう始まっています。軽く田んぼを起耕しした後に、ヘアリーベッチの種を撒きます。来年はある程度の規模で、種籾を鉄粉でコーティングする直蒔きにチャレンジします。その為の農機の改造と、除草を完璧に近い形にする為、除草機を溶接で作ります。
直蒔きは、苗を育てる手間が省けます。アメリカやオーストラリアの大規模農場では全てこの方法を採っています。日本や東南アジアで苗を植える習慣があるのは、雨が多く水に恵まれているからです。しかし、直蒔きは省力化に有効です。
この様に、常に新しい農法にチャレンジしていますが、直蒔き方法が完成すれば、米作りにおいて、最も効率の良い、安全な一連の作業手順が完成する事となります。 私自身もそれに対し今から非常にわくわくしています。
人と地球の健康の為に グリーンラブ 長岡 功
●玄米5kg袋単位で玄米での販売です。小分けはできません。精米がどうしても必要な場合はご依頼を受けたということで無料にて精米させていただきます。精米ご希望の場合は、お届け時のご要望欄に「精米希望」とご記入ください。