令和6年産宮城県登米市産ササニシキ。
ササニシキは、しっとりとして上品な味わいであまり粘らずあっさりとしていますので和食向きのお米です。また何杯もおかわりする人向きのお米でもあります。30年ほど前までは宮城県といえばササニシキというほど主産県でしたが「ひとめぼれ」が出始めてから年々減少してササニシキの生産量は、今ではほんの少ししとなってしまいました。これは、宮城に限らず秋田、山形、岩手でも同様のことが言えます。今市場に出回るほとんどのお米がコシヒカリの血をひいてますがササニシキは、まったく違う系列です。希少価値となってしまったササニシキ。ササニシキは、年配層に根強いファンが多いお米です!
登米地域は、昔からの米どころであり、江戸で食する米の三分の一を賄った伊達藩の主要な米どころに位置していました。その気候の温暖さや肥沃な土壌から生産されるお米は、年次変動のブレも少なく、また歩留の良さから、好評をいただいています。
環境保全米とは、農薬や化学肥料をできるだけ少なくして栽培したお米で、環境そして人にも優しい安心・安全なお米です。そして消費者の皆さんにはお米を買って食べていただくことで環境を守ってもらいます。
生産者と消費者が連携して環境を守る、これが環境保全米です。「赤とんぼが乱舞する産地を目指そう!」を合言葉にスタートしたみやぎ登米の環境保全米は現在、日本有数の特別栽培米の産地となっており、平成18年3月には、稲作部会連絡協議会が『第35回日本農業賞の大賞(集団組織の部)』を受賞しました。